フランス料理のマナー

フランス料理マナー

フランス料理と聞くと、マナーが難しいというイメージが頭に浮かんできませんか?多くの人がフランス料理マナー=難しいと思っていると思います。複雑に思われるフランス料理のマナーですが、よく考えればマナーの全てには理由があって、利にかなったマナーがほとんど。フランス料理のマナー一つ一つが存在する理由を理解すれば、のみ込みも早いと思います。フランス料理店に行くと、ウェイターが席まで案内してくれます。そして椅子を引いてくれる。どのテーブルにもそこのテーブルの最上席があります。そして、ウェイターは、その席の一番いい席を最初に引いてくれるんです。なので、最初に引かれた席には主賓または女性が座ります。自分が座ってはいけませんよ。又、テーブルに私物を置くのはマナー違反です。携帯電話などは、置かないように気を付けましょう。最近では、マナースクールや本なども沢山あります。もし、自信がなかったら、こういうものも考えてもいいかもしれませんね。

テーブルマナー

フランス料理のマナーで一番気になるのはナイフとフォークなどの使い方だと思います。テーブルの上いっぱいに並んだナイフやフォークをみると舞い上がってしまう方もいらっしゃるんじゃないですかね。まず、お料理を決定して注文した時点で、ウェイターは使わないものをかたずけてくれます。お料理一つに対してナイフとフォークは一組づつ用意されています。外側から順に使っていきましょう。お料理を食べ終わったら皿の上にフォークとナイフを並べて置きます。この時、フォークは背を下にして置くんです。これが食べ終わりのサイン。途中でパンを食べたりワインを飲んだりしてナイフとフォークを手から離す場面があると思いますが、その時は、ナイフとフォークをハの字に置きます。そして、すべての食事が終わったら、ナイフとフォークを平行に並べて置きます。

服装は?

フランス料理を食べに行くってなった時、最初に頭に浮かぶのは「何着ていこう?」だと思います。高級フレンチレストランではネクタイにジャケットを義務化しているお店もありますが、一般的なお店ではあまり気にしなくともいいと思いますよ。フランス料理店と言っても大半がカジュアルな雰囲気のお店です。常識の範囲で構わないと思います。しかし、フランス料理店はいろんな意味で「ハレの場」として利用されるケースも多いと思います。そんなお客さんのことも多少は考えるのも必要です。Tシャツにジーンズと云う様なあまりにもラフな服装は、様々な目的で来ている廻りのお客さんに対して失礼ですよね。自分が逆の立場だったらという気持ちは持ちたいです。楽しくスマートにフランス料理を味わいたいですよね。